大切な一日として窓際の シクラメン咲く君と過ごす日々
恋愛は字余りくらいの方がいい 君と見ている雨上がりの空
コーヒーの好きなあなたへ ていねいに 挽く豆の音 窓の外の雨
君といるときの沈黙心地よく 駅のベンチに降る花の雨
新しい傘を片手に歩く道 ツツジが曇り空にくすぶる
濡れそぼるアヤメに傘を 差し出せば むらさき弾くしずくの丸み
頬杖をついて見ている君の背に 春の夕陽が乗っかっている
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類